オンラインで発音矯正受けたい!と思ったことはありますか?
そもそもオンライン英会話は今や何種類くらいあるか数えることもできないくらいありますが、イギリス英語に興味を持った場合、イギリス英語の発音矯正をしてもらえるスクールはあるのでしょうか?
最近筆者はイギリス英語の発音に興味津々でして、ぜひとも受けてみたいと思っていたんです。そして、実際に受けたことで気づいたことが沢山あるのでシェアしたいと思います。
イギリス英語の発音はオンラインでも学べる?
ネットで探すと、ネイティブキャンプ、Cambly、DMM英会話、など、ネイティブから教われるサービスが多数出てきます。実際に私は今回ワールドトークというオンライン英会話サービスを使って、イギリス英語の発音レッスンを受講しました。
結論から言うと、オンライン英会話でも発音のレッスンは十分受けられます。それがアメリカ英語でも、イギリス英語でも、です。
実はコロナ禍ではオンラインの方がいい!?
今は便利な時代なので、ビデオ通話しながら、舌の位置も見せてもらいながら実践することができるので、このご時世はオンライン英会話の方が口元まで見てもらえるのでやりやすいのではないかなと思ったくらいです。
実際私は教室でアメリカ英語の発音を教えていますが、マスク越しの生徒の発音から判断してフィードバックしています。もちろんできる限りは尽くしますが、自分のお手本の口を見せることもできません。
それに比べて、オンライン英会話では堂々と口をお互い見せて話せるので、今の時代はオンラインの方が発音矯正はいいのではないかと思います。
実際に発音矯正レッスンを体験してみた
さて、実際に発音レッスンを今回はワールドトークのイギリス英語発音を教えられる先生を予約して受けてきました。アメリカ英語はある程度習得したつもりでいましたが、イギリス英語とは全然違いました。レッスンの流れは下記のような感じです。
①自己紹介
「まずは、発音もチェックするために自己紹介からお願いします」と言われ、英語で自己紹介。私の場合はアメリカ英語と、留学していたオーストラリアの発音も混じっているようでした。
その発音も聞いたうえで、本日のイギリス英語の発音の項目を先生が選びます。
②イギリス英語の基礎
イギリス英語の基礎の部分の、特にまずは「これができたらイギリス英語っぽくなる!」度合が強いものから教えてもらいました。
アメリカ英語とイギリス英語の違いの中でも大きいのは、語尾にあるRを舌を曲げる(巻くともいう)のか、曲げないのか。これだけでだいぶ違うんですが、実はこれはただRをしなければいいというわけじゃなかったんです。
シュワという音(Schwa)をマスターしなければなりません。あいまい母音ともいわれています。
例えば、よくイギリスとアメリカ英語の違いで登場するお水(water)。
発音記号はイギリス英語とアメリカ英語でこんな感じです。
イギリス (発音記号) |
アメリカ (発音記号) |
|
Water | ウォター (wˈɔːtə) |
ウォラー (wˈɔːṭɚ) |
つまり、このwaterのterの部分をイギリス英語に寄せようとするなれば、必ずこのシュワ発音をマスターしないといけないんですね。
③教え方が具体的で面白い
実際にこのシュワの発音を教えてもらうときにも、非常に分かりやすい場面を想定させてもらったことで、力を抜いて発音しなければならないシュワを何とかそれっぽくすることができました。
(日本人ならではの温泉イメージでした。分かりやすいですよね。)
そのほかにも多数やり方を教えてもらいましたが、とにかく同じ日本人なので、説明の仕方が分かりやすいんですよ。普段の舌遣いもわかった上での指導なので。
もちろん1回のレッスンでしっかり全部習得することはできませんが、根気強くとり続け、練習し続ければ習得は不可能ではないのかなと。
アメリカ英語の発音の基礎はあるつもりですが、また違う言語かのように、口の使い方が難しかったです。
根気強く、手も使い口も見せていただきながら教えてもらいました。発音がよかったときは「今の良かったです!」ってちゃんと褒めてもらえるんで、やる気が俄然上がりました。
④単語が形になったらその単語を含んだ文章で練習
イギリス英語の難しいところが、語尾のRは「巻かない」と言ったって、完全にそうかと言われたらそうではないんです。Rが語尾に含まれる単語の後ろに母音が来たら、少しだけ舌を上げるんだとか。
でもアメリカ英語ほど激しくもないんだとか。
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
とにかく最後まで真新しい発見とトレーニングで非常に有意義でした。
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学ぶならネイティブか、日本人か
さて、実際に発音を学ぶとしたら気になるのは日本人に教わるのか、ネイティブに教わるのか、という問題ではないかと思います。
基礎の発音方法は日本人の方がいい
自分も英会話講師として発音を教えていますが、今回イギリス英語の発音矯正を受けて確信したことがあります。それは「発音の基礎がしっかりできるまでは、日本人の発音に優れている人にレクチャーしてもらった方がいい」ということ。
例えば日本語の「ん」。外国人に発音の仕方聞かれて、すッと分り易く答える自信ありますか?
私たちは物心ついた時にはすでに「ん」の発音の仕方知ってるんですよね。それを分り易く、まだやったことない人に伝えられるかというとなかなか難しいでしょう。(相当理論をわざわざ学んだネイティブは別として)。
ですが、日本語を一生懸命学んだ外国人の方が、「ん」の発音を説明しようと思ったら、わかりやすい言葉がでてきそうじゃないですか?だってその外国人の方が苦労して習得したんだから。
同じです。イギリス英語が生まれたときからできるイギリス人に教わるより、まず発音の仕方、言わゆる基礎の部分に関しては、苦労して習得した日本人の先生に聞く方が、再現しやすい解説で練習することができるんです。
「日本語のこの発音の時の舌の位置はこうでしょ?それよりも細く軽く舌を付けてください」みたいな、日本語の言語のベース、口使いのベースを分かった上で教わることができるんですね。
実は私は以前にネイティブ講師にイギリス英語を教えてと言ってみたこともあるんですが、「え、シャドーイングしたらできるようになるんじゃない?」みたいな感じで言われてしまったこともあります。
まあ発音専門の講師じゃなかったというのもあるかもしれませんが、2,3人聞いてみて皆さん舌の位置から教えてくれる人はいなかったですね。
基礎が分かったら、ネイティブから細かく教わる
実際に基礎の発音、発音記号通りにしっかり発音ができるようになったら、あとは本場のネイティブの発音を1言でも多く聞いて耳になじみを付けていくのがいいでしょう。
私も講師でもありますが、いくら発音を頑張って習得したとて、ネイティブには叶いません。そしてネイティブだって、地方によって微妙に違うので、もはや正解なんてないのかもしれませんが。
でも、実際に聞き取りたいのはネイティブの英語なので、いったん基礎ができたらネイティブに発音の細かなチェックをお願いするのがいいでしょう。
発音を学ぶメリット
なぜ、わざわざ発音を学ぶ必要があるのか?これは、実は人間の脳は「自分が言えること、知ってることは聞き取れるけど、言えない事、知らないことは聞こえない」という仕組みがあるからなんです。
つまり、言える発音を増やせば増やすほど、聞こえる音、単語、文が増えていくんですね。不思議なお話ですが。
なので、たとえ発音には興味がなくても、聞き取りたい以上、会話を難なくこなせるようになりたいという希望がある以上、発音は避けては通れない道なのです。
私はアメリカドラマは音で意味を理解しつつ字幕をみて「こう訳すのね」と楽しめますが、実はイギリス英語は字幕がないとはっきりわかりません。これは私がイギリス英語の発音をしらないからなんですよね。今後も練習していきたいと思います。
おすすめスクール
今回のイギリス英語の発音矯正レッスンを受けてみて、わかったことは「基礎を学びたいなら日本人に発音を教えてもらうほうがいい」ということ。
なので、もしあなたがイギリス英語、アメリカ英語の発音に自信がない、口の形が分からないという初心者なのであれば、迷わず日本人講師からまずは教わってみましょう。
日本人講師の多さでいうと、圧倒的にワールドトークがおすすめです。日本人講師の在籍率は97%なのです。
そのほかのワールドトークの特徴は以下の通りです。
・日本語で説明が必要な文法レッスンは得意
・外国人講師が対応出来ない、英検対策、TOEIC指導の実績も豊富
・海外在住の講師が多く、海外キャリア、国際結婚などの話も聞ける
・TOEIC満点、国連英検特A級などを持つスペシャル講師も在籍
実際にワールドトークで講師を検索する際、いろんな絞り込み方があります。
発音指導や、イギリス英語といった絞り込み方もあるので、発音指導を受けたい方は発音指導で絞り込んで探すことをお勧めします。
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まとめ
発音矯正のレッスンを受講したいと考えている方には、このご時世では特にオンラインレッスンがおすすめです。
中でも人によっておすすめは別々で、
発音初心者→日本人講師
基礎はできてる発音学びたい人→ネイティブ講師
から学ぶことをお勧めしますよ!
やはり、習得に苦労した人の方が教え方うまいですからね。大学生が高校生の家庭教師する方が実は大人が教えるよりわかりやすいっていう話の理論と同じですね!
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